ホリプロコムの評判を調べると、「ホリプロ系列だから安心できそう」と感じる一方で、「実際の評判はどう?」「所属したら仕事はもらえる?」「養成所から所属できるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ホリプロコムはお笑い・バラエティ分野を中心にタレントをマネジメントしているホリプログループの芸能事務所です。
ただし、ホリプロとは別会社であり、所属タレントの方向性や活動環境などにも違いがあります。
また、芸人を目指す場合には、養成所「ホリプロ笑売塾」から所属を目指す方法もありますが、入塾すれば必ずホリプロコムに所属できるわけではありません。
ギャラや仕事の機会など、所属を決める前に確認しておきたいポイントもあります。
この記事では、ホリプロコムの評判や口コミを整理しながら、所属芸人の特徴、ギャラ事情、ホリプロ笑売塾、他のお笑い事務所との違いまで詳しく解説します。
ホリプロコムの評判を調べる前に、多くの人が見落としているリスク

「ホリプロ系列なら安心だろう」という判断で動いてしまう前に、少しだけ立ち止まってほしいことがあります。大手グループの傘下にある事務所だからこそ見えにくくなっている部分があるんです。
「大手の安心感」だけで判断した人が後悔しやすい理由

芸能事務所を選ぶとき、「大手グループの子会社なら問題ないだろう」という感覚で動いてしまうのは珍しくない話です。
でも、グループの知名度と個々の子会社の環境は必ずしもイコールではありません。
ホリプロコムの場合、親会社のホリプロは1963年設立の老舗事務所で、資本金1億円、従業員228名(2026年3月末現在)という規模を持つ業界でも知名度の高い会社です。
その子会社という肩書きが、「安定している」という印象を作りやすいです。
ただ、ホリプロコムはあくまでお笑い・バラエティ系に特化した別会社です。親会社の規模感や女優・タレントの華やかさとはまったく別のルートで動いています。
「ホリプロ系列」という言葉に安心して具体的な所属条件やギャラ体系を確認せずに進んでしまうのが後悔パターンの典型です。
- 親会社の知名度と混同しない
- 所属条件を事前に書面で確認する
- ギャラ配分は口頭確認だけで済まさない
- 未成年は必ず保護者の同意を取る
特に未成年の方が所属や養成所入塾を考える場合、保護者の同意書が必要になることがほとんどです。
契約内容は必ず保護者と一緒に確認してください。
ホリプロとホリプロコムは別会社であることを理解しておく
これ、意外と混同している人が多いんです。ホリプロとホリプロコムは名前は似ていますが法的には別の法人です。
ホリプロは株式会社ホリプロ(昭和38年設立)で、女優・タレント・ミュージシャン・スポーツ選手など幅広いジャンルを抱える総合的な芸能事務所です。
一方、ホリプロコムは2003年に設立されたお笑い・バラエティ専門の事務所で、ホリプロ・グループ・ホールディングスの完全子会社という位置づけです。
つまり、グループの傘下にはいますがマネジメントの方向性もキャスティングのパイプもタレントとしての活動環境も別物と考えておく方が現実に近いです。
「ホリプロに所属できる」わけではないということを、最初から理解しておかないと、入ってから「思っていたのと違う」という感覚が生まれやすくなります。
公式情報だけでは見えてこない現場の実態
公式サイトを見ると、ホリプロコムは「東京・五反田エリア(大崎駅徒歩10分、五反田駅徒歩10分、品川駅からシャトルバス直通5分)」に拠点を置き、養成所「ホリプロ笑売塾」を持ち、笑いの世界に挑戦する場を提供している——という情報が整理されています。
ただ、公式情報が教えてくれないのは「その先の話」です。
養成所を出た後の所属率がどの程度か、所属後にどれくらいのペースで仕事が動くのか、事務所スタッフの働き方はどうなのか。
そのあたりは、口コミサイトや業界の話を拾っていかないとなかなか見えてこないんです。
正直、現時点でホリプロコム単体の詳細な口コミは転職会議に1件程度しか見当たらない状況で(比較として親会社のホリプロには数百件の口コミがある)、情報の絶対量が少ないのは事実です。
だからこそ、集められる情報を丁寧に読む必要があります。
ホリプロコムが芸人・タレントにとって実際にどんな環境か

アイドル志望者ホリプロコムって、所属したらちゃんと仕事もらえるんですか?



うーん、それは一言じゃ難しいんだよね。
事務所の「評判」を考えるとき、最終的に気になるのは「仕事が来るかどうか」です。ここを環境・構造・実態の3つに分けて整理してみます。
所属芸人の傾向から見えるこの事務所の「色」
ホリプロコムの所属芸人を見ていると、テレビ的なバラエティ感を持ちつつも、吉本や太田プロのような「お笑い一本槍」ではなく、構成作家・司会・俳優業なども含めた複合型のキャリアを歩むタレントが多い印象があります。
養成所「ホリプロ笑売塾」の塾長は、「とんねるずのみなさんのおかげでした」「モヤモヤさまぁ~ず2」などの構成作家として知られる北本かつらさんが務めています。
笑いを軸にしながら、テレビの制作現場に近い人物が教育に関わっているという点は、この事務所の「色」を考える上でひとつの手がかりになります。
端的に言えば、吉本のような「漫才・コントで勝負」という硬派な笑い一辺倒ではなく、バラエティやトークを軸にしたテレビ親和性の高い芸人を育てる方向性が見えてきます。
- テレビバラエティ向けの育成
- 構成・司会など複合キャリアあり
- ホリプログループの人脈を活用
- 規模は中小規模のお笑い事務所
この傾向が自分のやりたい方向性と合っているかどうかを先に確認しておくと、所属後のミスマッチが減ります。
ギャラ配分と収入の現実を整理しておく
芸能事務所のギャラ配分は基本的に「事務所取り分と芸人取り分の比率」で決まります。
ホリプロコムの具体的な配分率は公開されていませんが、業界の一般的な傾向として中小規模のお笑い事務所では事務所5〜6割・芸人4〜5割というパターンが多いとされています。
ただ、これはあくまで傾向の話です。事務所規模・所属タレントの格・仕事の種類によって変わりますし、ホリプロコムの実際の数字は確認できていません。
所属を考える際には必ず書面で確認するようにしてください。
現実的な話として、芸人として「食べていける」ようになるまでには数年かかるのが普通で、所属したからすぐに収入が安定するわけではありません。
ホリプロコムに限らずお笑い事務所全般に言えることですが、所属後も他の収入源を持ちながら活動する芸人は珍しくない状況です。
養成所「ホリプロ笑売塾」から本所属に至る割合と実態


ホリプロ笑売塾は2002年に開校した養成所で、入学金10万円・授業料30万円で1年間のカリキュラムが組まれています。週2回(平日夜)のレッスンで、4月から翌3月まで通う形です。
気になるのは「卒業後に何人がホリプロコムに本所属できるのか」という点ですが、具体的な数字は公表されていません。
卒業時の成績でホリプロコムへの所属可否が判断されるという情報はありますが、毎年どの程度の割合が通過するかは確認できません。
ここは断言できないところです。養成所に入ることと事務所に所属することは別のステップで、入学金・授業料を払っても所属できないケースもあります。
「所属が前提ではない」という前提で入学を考えることが大事です。
参考リンク
東京お笑い情報サイト・ホリプロコムページ
費用が発生する段階では必ず書面で条件を確認し、保護者と相談した上で判断してください。
ホリプロコムの評判が他の大手お笑い事務所と大きく異なる部分



吉本とか太田プロと比べてどうなんですか?やっぱり規模が違いますよね…



規模は違うね。でもそれが一概にデメリットとは言えないんだよね。
大手お笑い事務所との比較はホリプロコムを考えるなら避けて通れない話です。規模・露出・サポート体制——それぞれに差があることは事実ですが、差の意味を正確に読む必要があります。
吉本・太田プロと比べたときに差が出るサポート体制と露出機会
吉本興業は国内最大規模のお笑い事務所で、ライブハウスを全国展開し、テレビ・配信・舞台の仕事量も圧倒的です。
太田プロも長い歴史を持ち、テレビ露出の多い芸人を多数抱えています。
ホリプロコムはこれらと比べると所属芸人数・ライブ本数・仕事の絶対量ともに小さいのは否定できません。
「数をこなして場数を踏む」という量的な経験値の積み方は、大手事務所の方がやりやすい環境です。
一方で、大手特有の「埋もれやすさ」という問題があります。
吉本では毎年大量の新人が入ってくるため、頭角を現さないとマネージャーに認識すらされないというケースもある、という声は業界では珍しくありません。
規模が小さいことで、逆に「一人ひとりへの目が届きやすい」という環境も生まれます。
「テレビに出られる」という期待と実際のキャリアパスのズレ
ホリプロコムへの所属を見てみる人の多くが、「ホリプログループだからテレビに出やすいだろう」という期待を持ちます。
この期待は、半分当たっていて半分ズレています。
親会社ホリプロのネットワークが全く活きないわけではありませんが、キャスティングは基本的に個人の実力と事務所の交渉力によって決まります。
「ホリプロ系列だから自動的にテレビ出演が増える」という仕組みではないんです。
ホリプロコムの若手芸人のライブは2018年からシステムが変更され、ホワイトプレート・シルバープレート・ゴールドプレートという段階的な評価制度が導入されています。
事務所内でのステップアップをどう設計しているかは読み取れますが、そのゴールドプレートがテレビ出演に直結するかどうかは、別の話です。
「テレビに出る」ことをゴールにするなら、キャリアパスが具体的にどう設計されているかを入所前に確認することが大事なんです。漠然とした「夢が叶う場所」という期待は、現実と乖離しやすいです。
事務所規模が小さいからこそ生まれるメリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| スタッフとの距離が近い 個別への対応が柔軟 キャラクターが埋もれにくい | 仕事量の絶対数が少ない 競争環境が薄くなりやすい 業界での認知スピードが遅い |
これは正直、見方によって全然違う評価になります。
大きな事務所の量的な競争環境を求めるなら、規模の大きい事務所の方が向いています。
一方、「自分のペースで育ちたい」「スタッフと密にコミュニケーションを取りながら仕事したい」という人には中小規模の事務所の方が合っているケースがあります。
「規模が小さい=ダメな事務所」という判断は、少し雑だと思っています。
就職先としてのホリプロコムを検討しているなら確認しておきたいこと


芸人やタレントとしての所属ではなく、スタッフ・マネージャーとしてホリプロコムで働くことを考えている人向けに、ここは整理しておきます。
芸人マネージャー職の労働環境と口コミから見えてくる社風



マネージャーとして就職したいんですが、口コミが少なくて全然わからなくて…



最初はみんなそう言う。
少ないなりに読める情報があるから、拾い方が大事だよ。
就職情報サイトで確認できる範囲では、転職会議でのホリプロコムの口コミは現時点で1件程度と少なく、判断材料として使える情報量は限られています。親会社のホリプロには就活会議で数百件の口コミがあり、総合評価や各項目のスコアが確認できますが、ホリプロコムはそれとはまた別の話です。
芸能事務所のマネージャー職全般に言えることですが、芸人やタレントのスケジュール管理・現場同行・キャスティング交渉など、業務の幅は広く、時間の不規則さは避けられません。特にお笑い系の事務所は深夜のライブや週末の仕事が多く、体力的・時間的な余裕が求められます。
業界の口コミをいくつか総合すると、「芸人との距離が近く、やりがいは大きい」という声がある一方で、「待遇面や残業の多さ」については芸能全般に厳しめの評価が出やすい傾向があります。
ホリプロコム固有の話というより、業界特性として理解しておく方が正確です。
- 勤務時間の不規則さは覚悟する
- 芸能業界未経験でも入れる場合がある
- 芸人との関係構築が仕事の核心
- 待遇面は事前に書面で確認する
- やりがいと労働強度は表裏一体
就職を見てみるなら、会社説明会や採用担当者との面談で、残業・休日・給与テーブルを具体的に確認しておくことが大事なんです。
採用されやすい人物像と選考で重視されているポイント
ホリプロコムの採用情報を正面から調べると、公開されている情報はかなり限られています。ホリプロ本体の採用サイトには詳細が掲載されていますが、ホリプロコム単体での求人情報は時期によって出ていないこともあります。
芸能事務所のマネージャー採用では、一般的に「お笑いやエンタメへの深い熱意」「コミュニケーション能力」「タフさ」が重視される傾向があります。
学歴よりも「この業界で何をしたいか」が明確な人材が好まれることが多いです。
ひとつ補足すると、「芸人の担当マネージャーになりたい」という目的意識が明確な人と、「芸能業界に入れればどこでもいい」という人とでは、面接での説得力がまったく変わります。
ホリプロコムを選ぶ具体的な理由を言語化しておくことが、選考では効いてきます。
また、ホリプロコムの採用に限らず、芸能事務所への就職を見てみる際はSNSのDMで「うちで働きませんか」という勧誘には注意してください。正規の採用は公式サイト・就職情報サイト経由が基本です。
ホリプロコムへの所属・就職を決める前に自分に問うべきことがある



結局、ホリプロコムって「いい事務所」なんですか?



それは「誰にとって」かによって全然違う答えになるよ。
大事なのは自分に合っているかどうかの基準を持つこと。
「評判が良い事務所」より「自分に合う事務所」を選ぶ基準をもつ


芸能事務所を選ぶとき、ネットの評判はあくまで参考情報です。
「評判が良い=自分に向いている」ではないし、「評判が悪い部分がある=絶対NG」でもありません。
以前、業界情報を整理する前は「大手で評判の高い事務所が正解」という感覚で考えていました。
でも、実際に個別の事務所の情報を細かく見ていくと、「規模より方向性の一致」の方がずっと重要だという考えに変わりました。自分のやりたいことと、事務所が育てたいタレント像が合っているかどうかが、長く続けられるかどうかに直結するからです。
ホリプロコムが向いていると思われる人と、そうでない人を分けるポイントを挙げるとすれば——バラエティ・テレビ的な笑いを軸にしたいなら相性が良い可能性があります。
一方、漫才やコントの舞台で勝負したい、大阪発の笑いの文化の中で育ちたいという人には、吉本や他の事務所の方が環境として合っているかもしれません。
- 事務所の方向性と自分の目標が一致しているか
- 養成所と本所属は別ステップと理解しているか
- 費用・契約内容を書面で確認できるか
- 規模のデメリットを受け入れられるか
- 保護者または信頼できる大人に相談できているか
これらを自分に問えた上で「それでもここにしたい」という判断なら、かなり整理された状態で動けています。
次のステップで後悔しないために今できる情報収集の動き方
ホリプロコムの評判を調べるなら、公式サイト・養成所の説明会・業界の口コミサイト・実際に所属している芸人のSNSや動画、この4つを合わせて見ていくのが現実的です。
どれか一つだけで判断するのは、情報が偏ります。
養成所の説明会は、無料で参加できる場合が多く、スタッフの雰囲気や事務所の空気を直接感じる一番の機会です。
「情報を集めてから動く」より「説明会に行ってから考える」の方が、具体的な判断ができます。百聞は一見にしかず、というのは芸能事務所選びでも有効です。
就職先として検討している場合は、OB・OG訪問や業界イベントで実際のスタッフと話す機会を作るのが最も信頼できる情報収集になります。口コミサイトの件数が少ない分、直接話せる人を探す価値は大きいです。
あと、これは余談なんですが——業界の口コミで「吉本に行かずに他事務所でやってればよかったな」という芸人の声が出てくることがあります。大手に入ったから幸せとは限らない、というのはリアルな話で、事務所選びの正解は人によって本当に違うんですよね。
- 公式サイトで基本情報を確認する
- 説明会・オーディションに実際に行く
- 所属芸人のSNS・動画で雰囲気をつかむ
- 口コミサイトは複数を並べて読む
- 疑問は担当者に直接質問する
情報収集のゴールは「不安をゼロにすること」ではなく、「判断できる状態になること」です。
不安が完全に消えることはありませんし、それを待っていると動けなくなります。
まとめ:ホリプロコムの評判、結局どう読むか
ホリプロコムの評判を整理してみると、大手グループの傘下にある中規模のお笑い・バラエティ系事務所として、明確な強みと限界の両方があることがわかります。
親会社ホリプロのネームバリューに引っ張られて判断するより、「ホリプロコムという事務所が自分のやりたいことと合っているか」を軸に考えた方が、後からの後悔が少なくなります。
養成所「ホリプロ笑売塾」を経由するルートでは、入学金10万円・授業料30万円という費用が発生します。費用が動く段階は特に慎重に、書面で条件を確認してください。
未成年の方は必ず保護者と一緒に検討してください。
就職先としての情報量は、正直まだ少ない状態です。
判断材料が揃い切らないまま動くことへの不安は自然なことで、それは情報が足りないというより、業界全体の情報の見えにくさからくるものです。だからこそ、説明会や直接の対話で補っていく価値があります。
ホリプロコムが自分に合う場所かどうか、最終的にはあなた自身の目で確かめることが一番の近道です。
「評判が良いから」でも「評判が悪いから」でもなく、自分の肌で感じた情報を信じて動いてみてください。

